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結節性多発動脈炎(指定難病42)

けっせつせいたはつどうみゃくえん

(概要、臨床調査個人票の一覧は、こちらにあります。)

治癒しますか?

膠原病や自己免疫疾患全般に言えることですが、原因がはっきりわかっていない疾患ですので、基本的には病気の勢いを抑える治療になります。治療により症状が完全になくなっても、再度症状が出てくる可能性が100%否定できないからです。しかし、この疾患は一旦症状が治まると比較的症状が再燃しにくいです。

再発しますか?

上記のように原因がわかっていないため、一旦治療により症状が治まっても再度症状が出現してくることはあります。その際は、発症時と同様な治療をする必要があります。

特定疾患で約40年位ホルモン剤(リンデロン)を使用し続けた後、インシュリンが出なくなり糖尿病となりました。長期間のホルモン剤使用と糖尿病の関連について知りたいです。結節性多発動脈炎と多発性筋炎を患っています。

結節性多発動脈周囲炎と多発性筋炎に、長期間に亘り、ステロイド薬(リンデロン)治療を続けられて、ステロイドが関係すると考えられる糖尿病になられたということです。現在、この2疾患の治療には、ステロイド薬を長期間にわたり使用することが必要です。ステロイド薬を服用しますと、血糖値が高くなります。 その結果、この高血糖を是正しようとして、インシュリンが普通の人より多く分泌されます。このインシュリンの過剰分泌状態が長い期間持続しますと、ついに はインシュリン分泌量が低下してきます。この状態が糖尿病です。糖尿病はその状態により、(1)食事、運動療法のみの治療、(2)経口糖尿病薬による治療、(3)インシュリンによる治療に分けられます。主治医の先生とよくご相談され、糖尿病の病状に合った治療法をお続けください。

結節性多発動脈炎の皮膚型と診断され大学病院に入院、現在は仕事に戻り通院治療中、ステロイド剤も服用中ですが、医療費給付の対象になりますか?医師には皮膚型では申請しても認められないような事を言われましたが、実際のところを教えてください。

結節性多発動脈炎の症状が皮膚だけにしかなく、皮膚の組織を顕微鏡で調べて動脈の炎症が認められたものを、皮膚型結節性多発動脈炎と呼んで区別しています。一般には皮膚以外の内臓(腎臓・脳・腸・心臓・胆嚢など)に、血管炎による病変は生じません。そうしますと、結節性多発動脈炎の厚労省の診断基準は満たさないため公費負担の対象にはならないと考えられます。しかし、患者さんによっては、皮膚型から全身型の結節性多発動脈炎に移行する方もいらっしゃいますので、注意を要します。主治医とよくご相談ください。

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情報提供者
研究班名 難治性血管炎に関する調査研究班
研究班名簿  研究班ホームページ 
情報更新日平成27年8月23日