片側巨脳症(指定難病136)
へんそくきょのうしょう
- 主な合併症として、麻痺が強くなることと、視野障害があります。
片側巨脳症の半球離断術は、巨脳症側の大脳半球を切り離す手術法です。このため、巨脳症の反対側の手足の麻痺が強くなり、手の指をうまく使うことが難しくなったり、歩くのに装具が必要となったりします。巨脳症の反対側(右の巨脳症であれば左側)の視野の障害が必ず生じます。術後は継続的にリハビリテーションを受ける必要があります。このような合併症がありますが、難治なてんかん発作がある場合には、手術をするメリットの方が大きいと考えられます。
このほか、水頭症が起こることがあり、シャント術が必要になることもあります。
半球離断術を受けた場合に起きる合併症について教えてください。
難病治験ウェブ(国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所)
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