閉塞性細気管支炎(指定難病228)

へいそくせいさいきかんしえん

(概要、臨床調査個人票の一覧は、こちらにあります。)

この病気は人から人へと感染しますか?

この病気自体は、人から人に感染する病気ではありません。ただし、乳幼児におけるこの病気の原因として、風邪や気管支炎を引き起こすウイルスやマイコプラズマなどの感染症が報告されています。

この病気は遺伝しますか?

現時点では、遺伝しないと考えられます。

確定診断はどのように行うのですか?

組織診断が必要となりますので、肺生検を行うことになります。ただし、気管支鏡の肺生検は、その診断率が低いことが肺移植の研究から報告されていますので、外科手術による肺生検にて肺組織を採取することが必要です。

この病気は治りますか?

この病気は細い気管支(細気管支)が瘢痕のように堅くなり気管支が閉塞してゆく病気です。従って、病気によって障害され閉塞した気管支は元通りにはなりませんので、呼吸機能は回復しません。しかし、一度にすべての細気管支が障害されるわけではありませんので、病気の進行を止めることにより呼吸機能を悪くしないようにすることが必要です。

日常生活で注意することは何ですか?

出来るだけ通常の生活を送っていただけることが重要ですが、気管支炎や肺炎などの繰り返す肺の感染症は、呼吸機能を悪化させる要因となります。インフルエンザワクチンの予防接種や肺炎球菌ワクチン接種などによる感染症に対する予防を心がけてください。

情報提供者
研究班名びまん性肺疾患に関する調査研究班
研究班名簿 
情報更新日令和3年9月(名簿更新:令和4年7月)