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先端巨大症(公費対象) |
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1.先端巨大症とは |
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先端巨大症は「アクロメガリー」とも呼ばれ、額やあご、手足など体の先端が肥大する病気です。多くの場合、頭痛や高血圧、糖尿病、いびき、多汗などの症状を伴います。しかし外見の変化はゆっくりと進み、見逃されがちです。
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2.この病気の患者さんはどのくらいいるのですか |
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宮崎県における調査では100万人あたり85人程度と推定されており、同じ割合で当てはめると日本全体で10000人程度いる計算になります。 |
3.
この病気はどのような人に多いのですか。 |
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大きな男女の差はなく、40歳代から50歳代の方に多くみられます。まれに10歳代後半から20歳代で身長の増加からみつかることもあります。
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4. この病気の原因はわかっているのですか |
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骨や筋肉に作用して成長を促す、成長期に大切な「成長ホルモン」が必要以上に分泌されてしまうことで、病気がおきます。脳の奥にある「脳下垂体」と呼ばれる小指の先ほどの小さな器官(ホルモンの指令塔)にできる良性の腫瘍で、成長ホルモンを過剰に分泌するものが先端巨大症の原因です。
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5. この病気は遺伝するのですか |
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遺伝することはありません。ごく稀に多発性内分泌腫瘍症T型や家族性下垂体腺腫の場合、家族の中で下垂体腫瘍がみつかることがあります。
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6. この病気ではどのような症状がおきますか |
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症状は、特徴的な手足の肥大や顔つきの変化のほか、全身にあらわれます。下記の症状がいくつか当てはまる場合、病気の疑いが強くなります。 ・頭痛がする・視力が下がった・視野が狭くなった・噛み合わせが悪くなった・歯並びが悪い・舌がからまる・声が低くなった・いびきが大きい・いつも手が汗ばんでいる・両手の指先がしびれる・関節が痛む・額や目の上がとび出ている・鼻が大きくなった・唇が厚くなった・下あごが出ている・舌が大きくなった・昔の写真とどこか違う・手が大きくなった(指輪が入らなくなった)・足が大きくなった(靴が入らなくなった)・生理が乱れた
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7. この病気にはどのような治療法がありますか |
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先端巨大症の治療は、まず原因である脳下垂体にできた腫瘍を取り除く「手術」を行うのが一般的です。頭を切らずに行う手術方法が確立されており、熟練した医師が行えば安全性の高い手術です。腫瘍が大きいために手術が難しい場合や、手術後もまだ血液中の成長ホルモン量が過剰な場合などには、「薬」による治療や「放射線(ガンマナイフなど)」による治療を行います。
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8. この病気はどういう経過をたどるのですか |
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手術で腫瘍が完全に取り除けた場合はよくなったと判断されます。
適切な治療を受けずに、長期にわたって成長ホルモンの異常分泌が続いた場合は、糖尿病、高血圧症、高脂血症などを合併し、それがさらに悪化して狭心症、心筋梗塞、脳血管障害などを起こす危険性もあります。また大腸がんなどを合併する可能性も高くなります。
深刻な病気を引き起こさないようにするために、先端巨大症の早期発見・早期治療が大切です。 |
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情報提供者 |
| 研究班名 | 間脳下垂体機能異常障害 |
| 情報提供日 |
平成21年11月18日 |
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