1. 若年性肺気腫(若年発症COPD)とは |
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COPDとはChronic Obstructive Pulmonary Diseaseの頭文字をとったもので、日本語では、慢性閉塞性肺疾患(まんせいへいそくせいはいしっかん)とよばれています。この病気は、主にタバコ煙などの肺に有害な粒子・ガスを長期間にわたり吸うことによって肺に炎症が起こり、肺の機能が障害されるものです。以前は「肺気腫」や「慢性気管支炎」と呼ばれていましたが、現在ではまとめてCOPDと呼ばれています。 |
2. この病気の患者さんはどれくらいいるのですか |
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高齢者を含めると、COPDは日本全体で500万人以上いると考えられています。しかし、そのほとんどは60歳を超えて発症するため、若年発症COPDは極めて少ないと考えられています。2006年から2007年にかけての全国規模のアンケート調査では、息切れの程度が強く、呼吸機能障害の程度が重症の難治性COPDは約100名弱と推測されました。現在の定義による若年発症重症COPDの診断基準に当てはまる患者さんは、2011年の全国疫学調査で約560人前後と推定されています。 |
3. この病気はどのような人に多いのですか |
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2010年の集計によりますと、未成年からの喫煙や、幼少時の肺炎や気管支炎などの感染症、気管支喘息の合併などが若年発症COPDにつながっていると考えられました。 |
4. この病気の原因はわかっているのですか |
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COPDの原因のほとんどは喫煙です。α1アンチトリプシン欠損症という遺伝的な病気でCOPDになることはわかっていますが、日本人にはほとんどいません。 |
5. この病気は遺伝するのですか |
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先ほど述べたα1アンチトリプシン欠損症を除いて、遺伝することはありません。 |
6. この病気ではどのような症状がおきますか |
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代表的な症状は、動いたときに生じる息切れ、慢性の咳やたんです。また、最近では、肺だけではなく心臓や骨など全身に影響を及ぼすことがわかってきました。 |
7. この病気にはどのような治療法がありますか |
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最も重要なことは禁煙です。また、インフルエンザワクチンなどで肺の感染症を予防することが重要です。呼吸リハビリテーションを行うことも重要です。薬物では、気管支拡張薬や吸入ステロイドと呼ばれる薬を使います。病状が進行すれば、酸素療法なども行います。 |
8. この病気はどういう経過をたどるのですか |
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若年発症COPDが、若年発症ではないCOPDと経過に違いがあるかどうかは、よくわかっていません。若年発症ではないCOPDの場合、呼吸機能が徐々に悪化していきます。また、症状が短期間に悪化すること(増悪)があります。 |
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若年性肺気腫
じゃくねんせいはいきしゅ
| 研究班名 | 呼吸器系疾患調査研究班(呼吸不全) |
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| 情報更新日 | 平成24年3月26日 |





